太陽光パネル事業譲渡や賃貸について

太陽光パネル所有権移転のフロー

建物に太陽光パネルがあり、生前贈与や売買で所有権が移転した場合どのうように登録すべきかまとめてみました。

基本的には譲受人が下記の書類を取得し申請・届け出する必要があります。

①事業譲渡請求書

設備ID等の情報は再生可能エネルギー電子申請のHP記載の事務局に住所を連絡し問い合わせすれば取得可能です。

前の所有者から名前、住所、押印を取得する必要があります。

②双方の履歴事項全部証明書

個人の場合は住民票、戸籍謄本、住民票記載事項証明書

破産管財人は履歴事項証明書がない為書類は不必要です。

③契約当事者双方の印鑑証明書

④土地の取得を値する書類

登記簿謄本、不動産売買契約書等

⑤裁判所による破産管財人証明書

破産による譲渡の場合のみ上記が必要です。

再生可能エネルギー電子申請のホームページから新規で申請する場合はマイページ登録が必要です。また、元の所有者から上記ホームページから譲渡登録をしてもらう必要がありますが事情により譲渡登録ができない場合譲受人が建物の登記後譲渡登録も可能です。

賃貸物件で入居者に売電設備を賃与する場合も登録があり、下記書類を申請する必要があります。基本的に譲受人が申請等を行います。

①賃貸契約書

②賃貸人の印鑑証明書

③建物の登記謄本

④管理業務委託契約書(所有者と管理者が異なる場合のみ)